Swan&Lionのミートパイでクリスマスパーティー
今年のクリスマスは平日でしたが、休職中の私は毎日が休日なので・・・、昼間からパーティーを楽しみました。大学時代、同じゼミに所属していた友人と2人でゆっくりお話をしながら♪
まずは、大学のすぐ近くにあるSwan&Lionでミートパイを調達。
種類が豊富でどれにするか迷ってしまいますが、こういう時間からパーティーは始まっている気がして楽しかったです。
友人はベーコンオニオンチーズパイ、私はキドニーパイを選びました。キドニーとは、英語で腎臓を意味します。このお店ではラムの腎臓とグレイビーソースを組み合わせていました。イギリスのパブの定番料理だそうです。
こんな可愛い箱に入れていただいたので、記念に写真撮影。
キドニーパイは、嫌な臭みはなく、とても食べやすかったです。ただ、友人は苦手なようでした。羊肉も腎臓もある一線を超えた臭みは不味さに繋がりますが、逆に全く臭みがないとなると個性を殺してしまい、そもそもその肉を使う必要性がなくなってしまいます。調理する側はあの独特な風味を生かした料理を作り、その味を楽しめる人のみが食べる、それでいいと思います。苦手な人は、文句を言わずに食べない選択をすれば良いのです。他に美味しいお肉はいくらでもありますし。友人もひと口味見した後は何も言わずに食べるのを諦めてました♪
クリスマスパーティーに話を戻します。
ミートパイ以外のサラダやチキンはスーパーで調達して、簡単に準備を済ませました。
乾杯はりんごジュース、BGMはクリスマスソングメドレー♪
お金をかけなくても、楽しいパーティーはできる!改めてそう感じたランチのひとときでした。
フランス旅行(ルーアン編)
ジヴェルニー観光を終えた私たちは、ルーアンへ向かいました。ルーアンは、悲劇のヒロイン、ジャンヌダルクが処刑された町として有名です。
ジヴェルニーからは、シャトルバスでヴェルノン駅へ向かい、そこからTER又はIntercitesに40分程乗ると着きます。ちなみに、パリからだとサン・ラザール駅からIntercitesに乗車すれば、1時間半前後で行けます。
セーヌ川をサンドイッチしています。
町の玄関口、ルーアン・リヴ・ドロワッド駅(Gare de Rouen)。外観はアール・ヌーヴォー様式。駅舎が大きいことからもわかるように、ノルマンディ地方の中心駅のひとつのようです。
駅を出たら、まっすぐ大通り(ジャンヌダルク通り)を歩くと、ジャンヌダルクの塔が見えてきます。彼女が監禁されていた場所です。ここは見学可能のようですが、時間がなかったので通り過ぎました。
塔からさらに歩き、市街地へと向かいます。こんな素敵なアパート(!?)を横目にしながら。
あらあら、バケットが落ちてる!フランスならではなのかしら・・・?
大時計。
ゴールド×青の組み合わせが大好きなので、12~13分眺めてしまいました。そんな私に彼は呆れ気味・・・(笑)ルネサンス様式で豪華かつエレガント。もし、1人旅だったら30分以上は立ち止まっていたかもしれません。
文字盤を囲うように散りばめられた星。中央は24本の光が輝く太陽。銀の球体は月の満ち欠けを表しています。時間を表す針は時針1本のみで、分針はないです。昔の人々は大体の時間がわかればいいのでしょうね。針の先端には羊がいますが、ちゃんと理由があって、毛織工業で栄えた町だからとのこと。文字盤の下の窓は、寓話のレリーフで曜日を表す仕掛けとなっています。
続いて、聖ジャンヌダルク教会。ここはステンドグラスが綺麗らしいのですが、時間がなかったので諦めました。
長くなりそうなので、続きは別の記事にします。
次は、ディナーを愉しんだラクロンヌ、ルーアン大聖堂のプロジェクションマッピング、ルーアン美術館について更新します。
フランス旅行(ジヴェルニー<モネの庭園>編)
パリから列車とバスを乗り継ぎ1時間少々で、自然豊かな村に辿り着きます。モネが晩年を過ごしたジヴェルニーです。この村には、モネ自らが最高傑作と呼んだ作品、家と庭園があります。
モネが数十年かけて一生懸命造り上げたこの作品ですが、彼の死後は手入れをする人がいなくなり、荒れ果ててしまったそう。しかし、1977年に修復が始まり、1980年には一般公開が始まりました。彼が描いた庭の絵や、植物の種の注文書を参考に修復作業をしたため、完全に再現できているわけではないようですが、非常に近い状態ではあるようです。
チケット売り場は行列ができていて、30分程並びました。
クロード・モネの庭園
モネの庭園は二つに分けることができます。一つは、家の周りを彩る“花の庭”。もう一つは、あの有名な連作「睡蓮」を生み出した“水の庭”。
まず一つ目の花の庭。ジヴェルニーに移住した当時のモネは、絵があまり売れていなく、生活が苦しかったようです。それに加え10人家族!この庭を畑として使い、野菜を育てることで、食糧を得ていました。
次第に絵が売れるようになり、生活に余裕が生まれたモネは、庭造りを始めました。モネにとって庭はキャンバス、そして植物は絵の具。パレットで絵の具を混ぜるのではなく、キャンバスの上で塗り重ねる技法で描いていたモネならではの花の植え方で庭を作り上げていきました。だから、モネの庭を「色の庭」と評した人も居たんだとか。
続いて、水の庭。
あとから買い足した土地に、近くの小川から水を引いてこの庭を作ろうと試みたモネは、近所の住人達から「外来植物が混ざるのではないか」と大クレームを受けたそう。そこで、近所の方々に手紙を出して説得させたそうです。モネが近所の反対を押し切ってでも水の庭を作りたかったのは、この太鼓橋を架けるため。彼がコレクションしていた浮世絵は風景画が多く、そこからインスピレーションを受けたのでしょう。
しかし、次第に彼は睡蓮に目が行くようになります。
そして、睡蓮をより美しく表現するために、しだれ柳を植えます。水面に写りこむ柳を描くことによって、睡蓮が映えると考えたのです。
さらに、水蒸気が発生しやすいポプラの木を植えました。水面に写る霧を描くことによって、睡蓮が強調されることに彼は気が付いたのです。
モネが美を追求し続けたこの場所に、いつかまた行きたいです♪
今回の旅行で、モネについての知識が少し増えました。睡蓮のテーブルコーディネート作りにも挑戦してみたい!
最後はオランジュリー美術館に展示されている睡蓮を載せて終わります。
フランス旅行(ジヴェルニー<モネの家>編)
モネの名画が生まれた町、ジヴェルニー。パリから北西約70㎞に位置し、人口は500人余りの小さな町ですが、年間50万人の観光客が訪れているそう。1時間もかからずに全体を歩き回ることができるので、村と呼んだ方が適切かもしれません。
この村に、モネ自らが最高傑作と呼んだ、作品(家と庭園)があります。
パリから向かう場合は・・・
サン・ラザール駅(Paris Saint-Lazare)からルーアン(Rouen-Rive-Droite)行きのTERに乗り、ヴェルノン駅(Gare de Vernon - Giverny)で下車。乗車時間は乗車時間は45~55分程。さらに、そこからシャトルバスに20分程乗るとジヴェルニーに到着します。
ヴェルノン駅へ向かう方法はもう一つあり、サン・ラザール駅からIntercitesに乗り、マント・ラ・ジョリー駅(mantes-la-jolie)へ行き、そこからTransilienJ線に乗換えても行くことができます。
シャトルバスは大きな駐車場に止まります。そこから歩いてモネの家へ。看板が出ているので道に迷うことはありません。人の流れもできています。
道中はこんな感じで緑に溢れ、穏やかな空気に包まれていました。モネは列車の窓から偶然ジヴェルニーを目にし、この美しい景色に惹かれて、1833年にパリから移住したそうです。
モネの家のチケット売り場は行列ができていたので、近くでジェラートを買い、食べながら並ぶことに。チョコ・ストロベリー・ピスタチオ。味はあまり・・・でしたが、暑い中立ち続けていたので喉が潤ってよかったです。結局、チケットの購入までに30分以上並んだかな。
クロード・モネの家
モネがアトリエ兼住居として使用していた家屋。淡いピンクの壁とグリーンの窓枠の外観に目を奪われます。この窓枠、モネが暮らす前はグレーだったそう。窓枠をグリーンにすることで、庭の緑との連続性を感じられます。
薔薇のアーチもそのためのアイディアのひとつだとか。家の前には、薔薇と開花時期の異なるチューリップが植えられており、どの季節でもその連続性を感じられるようになっています。チューリップは当時のフランスでは珍しく、モネ自身がオランダから仕入れたと言われています。
この外観は庭がより魅力的に感じられる配色ですよね。それに家屋単体で見ても、おとぎ話に出てきそうでとってもキュート!♡
可愛いのは外観だけでなく、内観も。
モネの大好きな浮世絵がたくさん飾られています。ジャポニズムが印象派画家に与えた影響の大きさを改めてモネの家から伺うことができました。
キッチンとダイニングは青・白、リビングは黄色でまとめられています。この時代のフランスで、この色使いのインテリアはモネの家だけだったのでは?当時の人が見たら斬新な配色と感じただろうと想像します。
窓から入る木漏れ日や庭の景色にうっとり・・・♡
庭園については次の更新で振り返ろうと思います。
フランス旅行(パリ→ジヴェルニー→ルーアン→パリのアクセス編)
今回のフランス旅行では、最後の1泊のみパリを離れ、ルーアンに宿泊。途中、ジヴェルニーにも立ち寄りました。
2つの都市とパリの位置関係↓
パリからジヴェルニー(約70㎞)
サン・ラザール駅(Paris Saint-Lazare)からルーアン(Rouen-Rive-Droite)行きのTERに乗り、ヴェルノン駅(Gare de Vernon - Giverny)で下車。乗車時間は45~55分程。さらに、そこから20分程シャトルバスに揺られると、ジヴェルニーに到着。
のはずでした・・・!しかし、私たちはサン・ラザール駅でチケットの購入にもたついてしまい、予定していたTERに乗れず、別の方法でヴェルノンへ向かうことに。
サン・ラザール駅からIntercitesに乗り、マント・ラ・ジョリー駅(mantes-la-jolie)へ行き、そこからTransilienJ線に乗換え、ヴェルノン駅へ。乗換えの接続が悪く、マント・ラ・ジョリー駅で1時間待ったことで、合計2時間以上かかりました。
ジヴェルニーからルーアン(約70㎞)
ヴェルノン駅からTER又はIntercitesに乗り、ルーアン・リヴ・ドロワッド駅(Gare de Rouen)で下車。乗車時間は約40分。ルーアンは終点なので、乗り過ごすということがなくて安心。
ルーアンからパリ(約135㎞)
ルーアン・リヴ・ドロワッド駅からTER又はIntercitesに乗り、サン・ラザール駅(終点)で下車。1時間10~40分程で到着。
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ルーアンだけ、もしくは、ジヴェルニーだけの観光なら、パリから日帰りでもそんなに苦ではないような気がします。ただ、2つの都市どちらも楽しみたい場合は、パリに戻らず宿泊したほうが体力的にも精神的にも楽ですね。
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パリでおすすめのお店
サン・ラザール駅にあるFred’s。ベルギーのアイスクリーム&ワッフル屋さんをパリでも楽しめます。
焼きたての熱々ワッフルに冷たいアイスクリームが合う!!ワッフルはリエージュワッフル。甘くてザクッとした食感がたまらなく美味しかった♡
ちなみに、ベルギーワッフルは主に2種類あり、ひとつはリエージュワッフル、もうひとつはブリュッセルワッフルです。リエージュワッフルは、円形・甘い・ザクッ、カリッとした食感が特徴。ブリュッセルワッフルは、長方形・甘さ控えめ・食感はどちらかというとふわふわかな。生地そのものには味があまりついていないから、生クリームやチョコレートをかけたり、サーモンやチーズをのせたり、色々な味付けで楽しめます。日本では、リエージュワッフルの方がよく食べられていて、馴染みがあるように思います。
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*TER(普通列車)
*Intercites(特急列車。TGVが通じていない都市間を運行)
*Transilien(パリ近郊列車)
こういうフランスの鉄道の名前も旅行を機に知り、覚えました。1年後には忘れてしまっている気もしますが。。。
そろそろおせち料理の準備を始めようと思う
今年こそは手間暇かけておせち料理を作ろう!と意気込み、学生時代に買ったレシピ本を引っ張り出し、血眼になって熟読。これを今くらいの時期に毎年繰り返している。毎年、毎年、懲りずに「今年こそ」と。
例にもれず、今年も。
レシピ本を読んでいるときは、ものすごくやる気に満ち溢れて、あれもこれもと作りたくなるのだけれど、いざ、スーパーへ買い出しに行くと、事前に決めていた品数よりもかなり数を減らして、簡単なものだけを作ることに路線変更。
自作するのは毎年決まっていて、栗きんとん、伊達巻き、昆布巻き、ぶりの照焼き、煮豚、ハム、煮しめ。あとは既製品を買って、お重に詰める。
挑戦してみたいものはいくつもあるけれど、特に、黒豆、松前漬け、松風焼きの3品は「今年こそ」頑張って作ってみようと思う。
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レシピ本にはおせちの詰め方のルールが説明されていたので、備忘録として、ここにまとめようと思う。
①品数を決める
おせち料理は奇数の品数をもるのが基本で、お重に詰めるとしたら一段に9品が定番。
②重箱に盛るか、大皿に盛るか
重箱は無地のシンプルなものを選ぶととお皿感覚で盛り付けられる。お皿は品数によって大皿やオーバル皿など工夫するとモダンな雰囲気を演出できる。
③縁起のよい食材を詰める
定番の味付けが苦手なら、味に変化をつけアレンジおせちを詰めてもよい。
基本中の基本のルールですね。でも、意識しないと忘れてしまうことも。。特に①と③。ついつい、好きなものを好きなだけ!になりがち。・・・私だけかしら。
わかまさ陶芸(益子焼)のオーバル皿、和にも洋にも使えそうで、いま狙っている器のひとつ。
わかさま陶芸|CRAFT STOREにこんなことが書かれていた。「使い捨てにされるものでなく、愛着を持って使われて家族の思い出や、ゆっくりとした特別な時間をたっぷりたくわえる『容れ物』になるうつわを作りたい」家族の思い出や料理の記憶が器から蘇るような、そんな器を作っています。まさに、おせちの盛り付け皿にぴったり!
ちなみに、オーバル皿とは楕円形のお皿のこと。ラテン語で卵を意味するovum から由来するそう。食器は、様々な形状のものがあり、当たり前だけどそれぞれ名前も用途も異なるので、少しずつ勉強しているところです。
最近は、1人用の小さい重箱も可愛らしいデザインが多いから、一人分ずつ盛り付けるのも楽しいかもしれませんね。