韓国宮中のお菓子を東京で味わう

駐日韓国文化院、韓国・文化財庁、韓国文化財財団が共同開催する<2023年文化遺産訪問キャンペーン×駐日韓国文化院>イベントに参加してきました。

 

四谷三丁目にある駐日韓国文化院。f:id:sanssoucipurin:20230515114036j:image

 

入り口にユンギさんとジミンちゃん発見♪f:id:sanssoucipurin:20230515114049j:image

 

受付開始時間より少し早く到着したので、
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1階で行われていた「韓紙」の展示を拝見しました。
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同じアジアでも韓国、中国、日本では材料や技法が異なるのですね。

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紙の花瓶、素敵!
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さて、宮中菓子体験に話を戻します。f:id:sanssoucipurin:20230515114926j:image

以下、駐日韓国文化院HPより引用

駐日韓国文化院 Korean Cultural Center

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今回の行事は、韓国の文化遺産を日本にご紹介する「韓国・文化遺産訪問キャンペーン」事業の一環として企画され、昨年10月に駐日韓国文化院で開催し、好評を博した「宮中餅菓 古好斎」プログラムを拡大してお届けします。

宮中料理の専門機関である「韓国の家」で直接作る宮中餅菓と宮中薬茶を味わうことができる特別な場となります。また、朝鮮時代の宮殿で公演された宮中舞踊も一緒にお楽しみいただけますので、多くのご関心とお申込みをお願いします。

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1階で受付けを済ませ、2階へ移動したら、まず待機室に案内されました。会場が狭いため、貴重品やカメラ以外の荷物は待機室に置くように指示があります。この待機室は映画館のような作りになっていて、韓国の映像が流れていたので待機時間も飽きずに過ごせました。

 

時間になり、いざ会場へ!

わあ!!韓国に来たような気分に!!

このイベントのためにここまで会場作りしてくださるなんて感動です。
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この容器は韓紙で作られているようです。

初めはおしぼり置きとして使われており、
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ティーポット置きに役割が変化しました。飲み干すと柄が見える♪ガラスの良いところですね。
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五味子茶を初めて飲んだのですが、甘酸っぱくて美味しい!

梨入り。型抜きされていて可愛いです。

酸味、苦味、甘味、辛味、塩味の5つの味をもつことから五味子茶と呼ばれているそうです。体調によって味の感じ方が変わるんだとか。

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お菓子の説明書きも添えてありました。

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お茶は五味子茶(アイス)か宮中花茶(ホット)か選べまして、このように配膳してくださりました。髪飾りが素敵!

五味子茶を茶碗に注いで、RJと一緒にパチリ!こんなふざけたことをしていたのは私だけだったかもしれません・・・。が、お近くにいらっしゃった方もARMYさんだったような気がします!!

 

花煎。油で焼いた宮廷餅です。本場ではツツジの花を飾るそうです。

 

五味子梨正果。梨を五味子に浸して乾燥させた伝統菓子。弾力のある食感でした。先っちょには松の実。左側の黄色いお花は造花のお飾りです^^

 

クルミ正果。金橘正果。イチゴ正果。

 

そもそも「正果」って?

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ジョングァはサクサクした歯ごたえのある韓菓で、鮮やかな色と半透明の外観が特徴です。スライスした果物、根、または種子を蜂蜜、マリエオ、または砂糖水で沸騰させ、次にスライスを乾燥させ、オプションで花または他の装飾的な形に成形することによって作ることができます。(Jeonggwa - Wikipedia

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たしかにどれも歯ごたえありました!

時間をかけて作られたお菓子ですね。

 

花の薬果。これ、一番好きでした!韓国の若者たちから最近人気だそうです。

 

 

春鶯囀。綺麗!!華やかな衣装で見ているだけで気持ちが明るくなります。

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春鶯囀(チュンエンジョン)は、朝鮮純祖の時代に創作された宮中呈才の一つで、純祖の息子・孝明世子が母・純元王后の40歳を祝うために作ったと伝えられています。早春の朝、柳の枝で鳴くウグイスを舞踊化した代表的な宮中呈才の一つです。宮中呈才とは宮中の宴会で公演される歌・舞・楽器演奏で構成された総合芸術です。

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伽倻琴。優雅な生演奏を聴きながらお茶ができるなんて!!贅沢!

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伽倻琴(カヤグム)は、韓国の代表的な伝統弦楽器です。細長い長方形の桐の共鳴板に張った絹糸の弦を指で弾きながら演奏します。音が柔らかくて美しく、独奏だけでなく様々な伝統楽器と合奏し、幅広く使われます。

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帰りにお土産をいただきました。嬉しいな。大切にします。

 

日本にいながら韓国文化を体験できるという貴重な機会をいただき、心から感謝いたします。감사드립니다^^

(なんと今回、応募者が1000人を超えていたそうです。抽選に当たってラッキーでした!)