韓国ドラマ『SKYキャッスル』で使用された美しい食器をご紹介
『SKYキャッスル』は、韓国のJTBCにて2018年11月23日から2019年2月1日まで放送されたテレビドラマ。韓国の入学試験と私教育、医療界を題材に、高級住宅街に住む一見華やかな上流階級の人々の熾烈な競争と複雑な人間関係を描いたブラック・コメディ(参照:SKYキャッスル - Wikipedia )
このドラマは富裕層の家族のストーリーなので、暮らしている家は豪邸でインテリアも豪華。食事シーンもお洒落にテーブルコーディネートされていました。
まず1話のこのシーン。ヨンジェのソウル大医学部合格祝いパーティ。センターには、グリーン多めのフラワーアレンジメントと2段スタンド、そしてキャンドルが並べられていますね。美しいテーブルコーディネートの条件のひとつは”高低差があること”です。このテーブルの中ではキャンドルが一番高く、あたたかい色の灯りに目が行きます。パーティーの主催者であるイェソオンマも「キャンドルの準備はした?キャンドルが料理を引き立てるの」と電話の相手(パーティースタッフ?)に言っていましたね。
メインで使用している器は『インペリアル・ポーセリン』。ロシア最古の磁器窯で、2005年までは『ロモノーソフ』というブランド名でした。
子どもたちのテーブルは丸テーブルですね。大人たちのテーブルより、キャンドルが太くて短めですね。小さめのテーブルなので、あまり高さを出しすぎても悪目立ちしてしまうということでしょうか。勉強になります。
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このシーンの食器はどこのものかわからないのですが・・・とにかく生ハムメロンが美味しそう。SKYキャッスルのマダムたち、チャミスルを全然飲まないんですよね。基本的にワインか紅茶。個人的には、チャミスルを使ったお洒落なテーブルコーディネートを見てみたかったです。
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このシーンは『ロイヤルクラウンダービー』のイマリシリーズ。 ヨーロッパの王侯貴族たちの憧れでもあり、大流行した日本の伊万里様式のデザインです。
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イェソ家の日常使い食器は、『フッチェンロイター』かな。ドイツの窯ですね。
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中国茶の茶道具も家に揃ってるなんてさすが!
これは『ジノリ』かなぁ。ちょっと模様がよく見えず、自信ないです・・・。
チャ教授家は白い器がお好きなようですね。キッチンが黒でまとまっているので、映えますね。
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『ぎやまん陶』は韓国でも人気なんでしょうか。ちょっと調べたら、日本から輸出されて、韓国の百貨店で取り扱われているみたいです。意外と洋食にも合いますね。
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最後にご紹介するのは『ロイヤルコペンハーゲン』
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ストーリーはもちろん、食事シーンを見るのが本当に楽しく、面白いドラマでした。